今回は不動産物件を指値して購入したい人のために、どの様に指値するのかを解説していきたいと思います。不動産物件を購入するのに表示金額より安く買いたいとみんな思っているのではないでしょうか？しかし、やみくもに指値しても通るわけもなく、理由を明確にして指値する必要があります。
不動産物件を指値で購入するための方法とは！
2021年5月に私が購入した物件は4390万の軽量鉄骨アパート2棟バルク買いしました。私はこの4390万を3500万なら購入しますと打診して最終的には3450万で購入することができました。どうしてこの様にうまく指値で購入することができたのでしょうか？
立地や建物の築年数や評価額、金融機関の評価を総合的に判断して3450万くらいと考え指値しました。しかし、他にこの物件を購入しようとした人たちは金融機関の評価があまりつかず購入に苦戦したと思います。私は三井住友トラスト・ローン＆ファイナンスで戸建てを共同担保を入れ3000万の融資を引いて自己資金450万を入れて購入しました。物件自体は悪くないのですが、評価が付きにくいので自己資金1割ちょい必要でした。自己資金もあったこともあり買付1番で購入することができました。
なぜ指値が通った？4390万が3450万に！
初めにポータルサイトから不動産屋にメールで物件情報を取り寄せ、固定資産税の評価や金融機関がどれくらいの評価をするか事前に確認して調査してから不動産屋に連絡しました。興味はありますが、なかなか売値ほど金融機関の評価がつかないと思いますよと伝え、原状物件は外壁と屋根の塗装等の大規模修繕が近々必要になってくるので、出せても3500万だと伝えました。その時はその価格では売却は無理だと返事を頂いておりましたが、もし値下げして売るつもりなら連絡くださいと伝えました。
そうなんです。その2ヶ月後に3500万で売却しようと思いますと連絡がありました。やはり、金融機関評価が付きにくいので他の人も購入が難しかったんだと思います。それでも私はあと50万の値引交渉に成功してトータル940万の値引交渉に成功しました。そして無事2021年5月に決済が完了しました。
物件収支の紹介
ここでは購入物件の収支を紹介します。しっかりと調査して購入した物件なので、手残りも多く利回り15.27％で家賃月収￥439000円で返済比率41％の￥180200円です。空室リスクや大規模修繕に備えて余裕を持った賃貸経営ができると思います。また、家賃下落リスクは少なく、原状安く貸しているので、少し家賃をアップできると思います。それによりさらに安定して運営ができると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか？指値ってどの様にしているのかイメージがつかめたのではないでしょうか？しかし、通常は買付証明書を出すときに指値金額入れ理由を書いて出すのことが一番多いと私は思いますが、しっかり不動産屋さんとコミュニケーションをとることができれば安く物件を購入するチャンスに巡り合うこともできるのではないでしょうか？
しかし、購入方法や交渉方法は人それぞれで何が正解でなにがダメとかはないです。自分自身で体験してはじめて指値や安く物件を購入することができるのではないでしょうか！
