そんな思いから、なかなか初めの一歩を踏み切れない方も多いでしょう。
FX初心者が陥りやすい失敗例

ギャンブル感覚で取引をする
レバレッジをかけすぎる
相場が戻ると期待しすぎて大損する
ポジションを持ちすぎる
ネットの情報を鵜呑みにする
ギャンブル感覚で取引をする
ギャンブル感覚で取引をすると、ほぼ必ず負けてしまいます。
FXは投資です。チャートや世界情勢を分析し、相場の動きを論理的に予測して初めて勝率が上がります。そんななかで「なんとなく上がりそうだから賭けてみる」なんてギャンブル感覚でやっていたら、プロトレーダーの養分になるだけです。
投資だということを自覚して取引をしましょう。
レバレッジをかけすぎる
FXの魅力は最大25倍の高いレバレッジをかけられることです。株式投資は約3倍ほどなので、その差は一目瞭然。たった4万円の資金で100万円分の通貨を取引できます。
ただ、高いレバレッジは時にデメリットにもなります。勝てば一気に利益を上げられますが、その分負ければ大損してしまうからです。そのリスクを考えずにどんどんレバレッジをかけていくと、損失の方が大きくなってしまいます。
相場が戻ると期待しすぎて大損する
損切りができないのも、初心者が失敗してしまう理由の1つです。
相場が下がってしまうと、今売るのはもったいない、これからきっと上がるはずと、これから戻るのを期待してキープしてしまうことがあります。するとさらに損失が膨らんでしまい、大損をしてしまうのです。
これから戻るのを期待する、これは完全に感情に流された行動です。根拠もなく期待したところで、相場が上がり始めるほどFXは簡単ではありません。
ポジションを持ちすぎる
今買ったら利益を上げられそうそう感じたからといって、とにくかくポジションを買いまくるのは危険です。
いくら良いタイミングで買ったとしても、適切に売れなければ利益にはなりません。大量のポジションを一気に管理するのは初心者には難しく、ましてやすべてを適切なタイミングで売るのは不可能でしょう。結果として正常な判断ができずに損をしてしまいます。
いわゆる「ポジポジ病」と呼ばれる初心者にありがちな失敗です。
ネットの情報を鵜呑みにする
ネットの情報を何でもかんでも鵜呑みにするのは危険です。
ネットから仕入れた情報は信用できるか判断がつきません。特に個人で運営しているブログやSNSは主観が強いことが多く、あまりあてにしない方がいいでしょう。
ネットで情報収集をする場合は、企業や著名人が携わっているメディアを利用するのがおすすめです。
FX初心者失敗しない方法

しっかり勉強をしてから始める
最初から大きな額を投資しない
自分のなかでルールを作る
しっかり勉強をしてから始める
まずは書籍を読んで勉強し、知識を蓄えてから実践しましょう。何も知らない状態で始めても勝率が上がりませんし、負けたときに何が悪かったのか分析できません。
まずは、FX入門書を読んで基礎知識や専門用語を学び、その後テクニカル分析やファンダメンタル分析などのスキルを習得するといいでしょう。
また、お金を使って実際に取引するまえに、一度でもプレイで試してみるのもいいかもしれません。
最初から大きな額を投資しない
最初のうちは少額から投資することをおすすめします。FXで勝つには経験も大切で、どれだけ勉強しても初心者のうちは勝率が上がりづらいからです。
まずは国内の口座でレバレッジも低く設定し、限りなくリスクを下げて取引を始めましょう。そのなかで予測と検証をくり返して、経験を積んでいきます。
勉強した知識やスキルを元に根拠のある予測をし、実際に取引した後良かった点や改善点を確認、これを繰り返していけば、だんだんと勝率が上がります。その後、ある程度勝てるようになったら、投資額を上げて挑戦してみてください。
自分のなかでルールを作る
自分のなかで明確にルールを決めてから取引をすることも大切です。しっかりと決まりごとがあると、感情に流されにくくなります。
感情に左右されてしまうと、どうしても利益を上げづらくなります。
- 利益がでたあと下がるのが怖くてすぐに利益確定→小さい利益しかでない
- 下がっちゃったけどこれから逆転できると損切しない→結局上がらず大損する
など、マイナスに働いてしまいます。そういった要素を取り除くために、自分のなかでルールを決めて取引をすることが重要です。
- ここまで勝ったら利益確定
- ここまで下がったら損切
など、目安を決めておきましょう。
まとめ
この記事では、FX初心者の失敗例やその対策方法を紹介しました。
FXは運ではなく、正しく取引をすれば勝率が上がる投資です。そのためには、勝つための知識と感情を抑える手段が必要になります。
しっかりとテクニックを取得し、なるべく高い勝率を残せるように努力を積み重ねていきましょう。

