こんにちは、サラリーマン役員です。
FX取引に興味はあっても、多忙すぎて無理と諦めていませんか?
FXポジショントレードであれば、日々の相場の確認が求められません。
取引回数も、年間で数回程になる場合もあります。
本記事では、ゆったりとトレードのできるFX ポジショントレードを紹介します。
FXポジショントレードに適した通貨ペアやメリット・デメリット、注意点も説明するので、トレードに対する準備のファーストステップは完了します!
FXポジショントレードとは?

FXポジショントレードとは、数週間〜数ヶ月または年単位の長期間にわたり、ポジションを保有するトレードスタイルです。
年間での取引回数は、数回程度となることもあります。
長期にわたりポジションを保有するFXポジショントレードでは、日々の値動きを気にせず、とてもゆったりとトレードができます。
相場の大きな流れに乗るタイプの、トレードスタイルになります。
FXポジショントレードは、毎日相場の確認ができない人や、時間をかけて相場を分析したい人にもおすすめです。
しかし、トレンドの確認のために、定期的にチャートやニュースはチェックしましょう。
FXポジショントレードに適した通貨ペア

FXポジショントレードに適したペアは、ドル/円とユーロ/ドルです。
特に、日本では身近な存在のドル/円がおすすめです。
ドル/円であれば、アメリカ合衆国や日本の経済情報や政治情勢などの情報を把握しやすいためです。
常に情報を入手できるので、ある程度の経済や政治動向の予測も立てやすくなります。
また取引量も多いので、極端な相場の落ちの可能性も少なくなります。
FXポジショントレードのメリット

では、FXポジショントレードの具体的なメリットとは何でしょうか?
ここでは、主な2つのFXポジショントレードの利点をご説明します。
ゆったり取引できる
長期的にポジションを保有するので、必然的に取引回数はとても少なくなります。
よって、パソコンの画面に貼り付いてチャートの確認をする必要がありません。
エントリーや決済時も、スキャルピングやデイトレードのように瞬時の判断力や決断力を要しません。
そのため、時間的にも精神的にも、ゆとりを持ってトレードができます。
スワップ収益も見込める
FXトレードでは、ポジションを維持したままで日をまたぐと、金利に相当するスワップポイント(スワップ金利)が発生します。
しかし、ポジションによってプラスとなるパターン、反対にマイナスとなるパターンに分かれます。
スワップポイントが受け取れる方向にポジションを持てば、スワップ収益も見込めます。
ポジションを持つ期間が長くなると、それなりの額のスワップポイントが貯まる可能性もあります。
ただし、FX ポジショントレードの定理は相場のトレンドを狙うことです。
仮にスワップポイントを支払う方向のポジションであっても、相場のトレンドを的確に捉えることが大切です。
そうすれば、スワップポイントの支払い分以上のトレード収益を、十分に得られる可能性があります。
しかし、同時に注意点もありますので後述します。
FXポジショントレードのデメリット

では、FXポジショントレードのデメリットとは何でしょうか?
ここでは、主な3つのFXポジショントレードの欠点を解説します。
ハイリスク・ハイリターン
チャート分析を行っても、数ヶ月先や1年先の動きの正確な見通しの把握は、とても困難です。
1日先や数日先の動きの予測に自信のある方も、長期の絶対的な見通しは不可と考える方が無難です。
よって、ポジションの保有期間に比例して、相場変動のリスクが高まります。
つまり、ポジションを保有しているリスクが高まるといえます。
そのため、FX ポジショントレードは大きな利益を狙える反面、損失も大きくなりやすい傾向があります。まさに、ハイリスク・ハイリターンのパターンです。
資金効率の悪さ
FX ポジショントレードでは、売買回数は少なくなります。
さらに長期間ポジションを保有すると、証拠金として資金をロックされる期間も長くなります。
よって、FX ポジショントレードの資金効率は良くありません。
1年や2年で元手を数倍や数十倍に増やすトレードというより、外貨預金に近いともいえるでしょう。
FXポジショントレードの注意点

他のFXトレードの手法と同じく、FXポジショントレードにも注意点があります。
ここでは、主な3つの注意点をご説明します。
損切りのタイミング
1回の取引で100pips〜1,000pips程度を狙うので、損切りにすぐに引っかからないようにする必要があります。
よって、損切りの設定をあまり「浅め」にしてはいけません。
低レバレッジ
損切りが深くなるFX ポジショントレードでは、ポジションを維持するための証拠金に、大きな額が必要になります。
実際に、損切り注文をする前に証拠金不足に陥り、ポジションが強制解除されたケースがあります。
事前にレバレッジや必要証拠金の計算を行わずに、トレードをした結果です。
他のトレードスタイルと比較しても、FX ポジショントレードでは、投資資金と損切り幅を考えた、必要な取引通貨量の事前の把握が求められます。
スワップポイント
先述の通り、スワップポイントはプラスにもマイナスにもなります。
スワップポイントを支払いながら維持していたポジションが損切りになると、金銭的にも精神的にも、莫大なダメージを受けます。
他のトレードスタイルでは、スワップポイントはあまり気になりません。
しかし、長期間にわたりポジションを維持するFX ポジショントレードでは、スワップポイントも大きな金額にもなり得ます。
よって余程自信のあるトレード以外では、出来る限りマイナススワップの付くポジションの保有は避ける方が得策です。
まとめ
FXポジショントレードは、日々の相場を確認できない方や、ゆったりとしたトレードをしたい方に向くFXトレード手法です。
本記事でご紹介した注意点を念頭に置いて、ぜひFXポジショントレードで利益を生んでください!