こんにちは、サラリーマン役員です。今回はFXスイングトレードについて、
FXスイングトレードは、FXの手法の中で最も人気のトレードスタイルです。
そして初心者にも向く手法です。
実際に読者の方にも、FX スイングトレードに興味をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
本記事ではFX スイングトレードの定義と共に、メリット・デメリット、おすすめの通貨ペア、注意点を解説します。
FXスイングトレードとは?

FXスイングトレードは、初心者に最もおすすめのFX取引のトレードスタイルです。
一般社団法人 金融先物取引業協会の調査によると、実にトレーダーの50.1%がスイングトレードを基本に取引中という、人気のスタイルでもあります。
FXスイングトレードでは、売りや買いのポジションを1日から数週間程度保有し続けます。
保有時間に関わらず、値動きの上下スイングで判断し、ある程度大きな値幅を狙います。
よってFX スイングトレードは、時間をかけても1回の取引で大きな利益を狙いたい人向けです。
理由は後述しますが、FXスイングトレードは、副業トレーダーの方にも向くトレードスタイルです。
FXスイングトレードのメリット

FXスイングトレードが人気な理由は、メリットが多くあるからです。
ここでは、FXスイングトレードの主なメリット3点をご説明します。
初心者でも利益を生みやすい
FXスイングトレードは中期的なトレードスタイルで、1回のトレードで大きな利益を狙う手法です。
中期的なトレードスタイルのため、トレンドを掴みやすく、ある程度の利益を獲得しやすい特徴があります。
正確なチャート分析に時間をかけて、取引ができることも利点です。
多忙でもトレードしやすい
FXスイングトレードは、数日から数週間ポジションを保有します。
よって、常にパソコンの画面に張り付く程の、頻繁な相場の確認が不必要です。
一般的には、1日に2回〜数回チャートを確認すれば十分です。
しかし、少なくても朝と夜の1日2回の、チャート確認をおすすめします。
チャート確認回数の少なさから、FXスイングトレードは、忙しくてトレードに時間を取れない人でも、取り組みやすいトレードスタイルです。
利益率の高さ
FXスイングトレードは、ポジションの保有期間が長いため、トレンドに乗ると1回の利益が高くなりやすい特徴があります。
中長期のトレンドに乗った取引では、保有期間が長いほど利益を生みやすい傾向があるためです。
また1回の利益が大きいので、利益率も高くなります。
FXスイングトレードのデメリット

他のトレードスタイルと同様、FXスイングトレードにもデメリットが存在します。
ここでは、FXスイングトレードの主なデメリット2点を解説します。
為替急変リスク
FXスイングトレードは、決済するまでに数日以上ポジションを維持することが一般的です。
そのため、要人の発言・経済情勢・自然災害・テロなどの為替の急変リスクに長く晒されます。
余力資金の用意
相場では、ずっと上昇や下落の同じトレンドは続きません。
よって自分の予想と反対のトレンドになると、損失を抱え続ける可能性があります。
その場合は、プラスになるまでポジションの維持が必要です。
また資金が少ないと、損失によって強制ロスカットされます。
FXスイングトレードは狙う利益幅が大きい分、損失も大きくなる傾向があります。
そのため、ロスカットされないだけの、余裕のある資金を口座に入れる必要があります。
もしくは、レバレッジを抑えた設定にしましょう。
FXスイングトレードに最適な通貨ペアとは?

FXスイングトレードには、ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/ドルがおすすめです。
なぜなら、上記の3ペアは取引量が多く、スプレッドが狭いからです。
取引量が多い方が、指標発表や経済情勢で為替が極端に動きにくくなります。
そしてスプレッドとは取引におけるコストなので、スプレッドは狭い方が得です。
なお初心者には、身近で情報も入手しやすいドル/円が最もおすすめです。
FXスイングトレードの注意点

最後に、FXスイングトレードにおける主な注意点をご説明します。
控えめなレバレッジの設定
FXスイングトレードは、中期的なトレードスタイルゆえに、社会情勢要因による影響への考慮が求められます。
就寝中にドルが大暴落する可能性もあります。
順張りの徹底
順張りとは、「上昇トレンドであれば買い」「下落トレンドであれば売り」といったトレンドに乗ってポジションを持つ手法です。
よって、トレンドが明確でないレンジ相場や反転リスクがある「レジスタンスライン」や「サポートライン」付近では、ポジションを保たないようにしましょう。
損切りの設定
テロや自然災害は、予約・分析が不可能です。
しかし先述のように、FXデイトレードでは通常数日以上ポジションを保有します。
そのため為替急変のリスクに備えて、損切り注文でのリスク管理を徹底しましょう。
ちなみに金融先物取引業協会の「FX取引時に損失を出した理由は?」の調査では、全体の56.5%が「損切ができなかったから」と答えています。
FXでの損失の大半は、「損切りをしなかった」もしくは「もう少し待てば上がるかもしれない」という根拠のないポジションの保有を継続した結果です。
特に損切り幅の大きいスイングトレードでは、決めたポイントでの損切りを絶対に守りましょう。
まとめ
FXスイングトレードが、初心者や多忙な方に向く理由をご理解いただけたでしょうか?
注意点に留意して、ぜひFXスイングトレードで利益を生み出してください!