- FXを始めたいんだけど、どの時間に取引すればいいんだろう…
- 時間帯によって稼ぎやすさって変わるのかな?
- せっかく自分のお金を使って挑戦するんだから、なるべく稼ぎやすい時間に取引したい!
FXは平日24時間いつでも取引できるのが特徴の投資です。ただ初心者がやってしまいがちなのが、やみくもに長時間取引すること。24時間ずっと取引していれば稼げるわけではありません。
そこでこの記事では、FX取引する時間を決めるメリットや初心者におすすめの時間帯を紹介します。この記事を読めば、稼げる時間帯を狙い撃ちして効率良く収益を上げられるので、ぜひ最後までお読みください。
取引する時間帯は決めるべき

FXトレーダーと聞くと、ずっとチャートを眺めているイメージを持ちますよね。ただ、一流のプレイヤーは短時間の取引で多額の利益を上げます。24時間ずっと画面に張り付いているわけではないのです。
取引をする時間帯を決めるメリットは主に2つあります。
- 体や精神の疲労を回復できる
- 利益を出しやすい時間に特化できる
体や精神の疲労を回復できる
長時間チャートを見続けていると、疲労が溜まり判断力が鈍ってしまいます。その結果、大事な場面でミスをして大損する危険性があるのです。また、体調を崩してしまっては元も子もありません。こういったリスクを避けるために、取引する時間を区切って疲労を回復することが大切です。
利益を出しやすい時間に特化できる
FXは時間帯によって市場が変化します。そして、それぞれの市場によって特色があるのです。その中から稼ぎやすいタイミングを狙うことで効率的に利益を上げることができます。集中力を維持できる時間は限られているため、稼ぎやすい時間を狙い撃ちして取引しましょう。
時間帯ごとの特徴

FXの市場は時間帯によって移り変わります。大きく分けると以下の3つです。
- アジア時間…6~15時
- 欧州時間…15~21時
- 米国時間…21~6時
それぞれの特徴を紹介します。
アジア時間(6~15時)
アジア時間は、値動きが小さくトレードする人も少ない時間帯です。ただ、日銀が外国為替取引をする際の基準となるレート「仲値」が9時55分に発表するため、これに合わせて市場の動きも活発になる傾向があります。また、5と0のつく日は日本企業の決算日が多いため、普段より相場が動きやすくなるでしょう。
欧州時間(15~21時)
欧州時間に入ると取引が活発になりはじめます。欧州勢を中心にたくさんの投資家が取引を始めるからです。そして、欧州における取引の大半を占めるロンドン市場が開く17時が欧州時間のピークになります。
ユーロやポンドなどの欧州通貨の値動きが激しくなるため、この時間帯に取引するならユーロ圏や英国の経済動向をチェックしておくのがおすすめです。
米国時間(21~6時)
最も値動きが活発になるのが米国時間です。特にロンドン市場とニューヨーク市場の2つが空いている21時~2時は、24時間の中で一番投資家が多く相場の変化も大きくなります。その後2時を過ぎると欧州圏の投資家が減って値動きも少し穏やかになります。
この時間帯は米国の経済動向に大きく左右されるため、大統領やFRB(米連邦準備制度理事会)の言動に注目しておきましょう。
初心者におすすめの時間帯

初心者におすすめの時間帯は、アジア時間である6~15時です。理由は2つあります。
1つめの理由は、円絡みの取引が活発だからです。円の相場は日本の経済動向に合わせて変化するため、他の国の通貨より予測しやすく日本人が有利になります。
2つめの理由は、値動きが緩やかなことです。FXの基本は通貨を売買してその差額で利益を出すため、値動きが大きいほど稼ぎやすくなります。ただ、稼ぎやすいというのは、同時に損しやすいということでもあるのです。買っていた通貨が一気に下がり大損してしまうリスクもあります。そのため、まずは値動きが緩やかで安定しているアジア時間でFXに挑戦してみるのがおすすめです。
ただ、アジア時間ばかりで取引していても大きな利益は上げられません。少し慣れてきたら相場が活発に動く欧州&米国時間の15~2時で勝負してみるのもいいでしょう。
まとめ

この記事では、FX取引の時間帯について紹介しました。FX取引の時間帯は大きく3つに分かれています。
- アジア時間…6~15時
- 欧州時間…15~21時
- 米国時間…21~6時
アジア時間は比較的相場の変化が緩やかで、その後欧州時間で盛り上がり、米国時間にピークを迎えます。
本来FXで効率的に利益を上げるなら値動きな活発な時間を狙うべきですが、初心者のうちは穏やかなアジア時間に取引すべきです。値動きの予測がしやすく、リスクの低い取引ができます。
この記事を参考に取引する時間を決め、ぜひ皆さんもFX取引に挑戦してみてください。
